電動自転車バッテリー窃盗犯の高校生「メルカリで売りさばいて50万円以上稼いだ

　逮捕容疑は9月24日午後6時～同26日午後1時半ごろ、中野区のアパート駐輪場で電動アシスト自転車1台のバッテリー（時価2万5000円）を盗んだとしている。フリマアプリで愛知県の男性に1万9000円で売ったとみられる。

　少年事件課によると、男子生徒は過去に盗んだ時に撮影したバッテリーの画像をフリマアプリに掲載し、買い手との売買が成立した後に同機種のバッテリーを盗む「受注方式」で窃盗を繰り返していたとみられる。オートバイで街中を物色し、道路に面したアパート駐輪場などを狙っていたという。後輩1人にも手口を教え、盗品1点を販売するごとに4000円の手数料を受け取っていたとみて調べる。【柿崎誠】

　窃盗の疑いで逮捕されたのは、東京都立の通信制高校２年の少年（１９）で、今年９月、中野区のアパートの駐輪場で電動自転車を蹴り、２万５０００円相当のバッテリーを取り外して盗んだ疑いがもたれています。

　警視庁によりますと、少年は犯行前、フリーマーケットアプリに過去に盗んだバッテリーの写真を掲載し、売買成立後に同じ型のバッテリーを盗んだということです。調べに対し少年は「友達と遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めているということで、警視庁は４０個以上を盗み、５０万円以上を売り上げたとみています。

　少年は後輩に対し、犯行の手口を教えたうえ、バッテリーが１個売れるごとにおよそ４０００円の手数料を得ていたということです。（20日14:27）

　電動自転車のバッテリー盗難被害が年々、増加しています。今回、逮捕された男子高校生の手口は、スマートフォンのアプリを駆使した“今どき”のものでした。

　逮捕されたのは、都立の通信高校に通う19歳の男子高校生。今年9月に、東京・中野区のアパートの駐輪場で電動アシスト自転車のバッテリー1個、2万5000円相当を盗んだ疑いが持たれています。

　現場周辺では・・・。

　電動自転車を利用する人：「バッテリーがよく盗まれると伺ったので、バッテリーは家の中で保管しています」

　現場で男子高校生は電動アシスト自転車を足蹴りし、バッテリーを盗んで逃走する様子が防犯カメラの映像に残されていました。

　実はこの男子高校生、先月にも同様の事件で逮捕されていて、去年の夏から犯行を繰り返していました。

　その手口はこうです。

　警視庁によると、男子高校生は手元にないバッテリーの写真をフリマアプリに載せて出品。購入者が決まると、同じ型のものを盗んで発送していました。

　男子高校生（19）：「去年夏から中野区・杉並区で40個以上盗んでフリマアプリで売り、50万稼いだ」

　さらに男子高校生は、後輩に犯行の手口を教え、4分の1、4000円程度のマージンを受け取るなどしていました。

　電動自転車を利用する人：「（Q.鍵を掛ける対策はしましたか？）しましたね」「（Q.鍵を付けていても盗まれたが・・・ ）そうなんですね。対策しようがないですね」

　警視庁によると、電動アシスト自転車のバッテリーの盗難被害は年々、増加。2016年に69件でしたが、今年は11月までに293件と5年間でおよそ5倍に増えています。

と思ったけど、夏だからつけっぱでも問題ないか